都立高校でLGBTQの講話をさせていただきました

都立高校でLGBTQの生徒支援の講話をさせていただきました。

関心を持ってご参加いただいた先生方に心より感謝申し上げます。

LGBTQは全人口の5~7%です。出会ったことがない…という方は、知らないうちに、これまでも出会っていましたし、これからも出会っていると思います。

そして「性自認」はグラデーションのようなものですから、私たちの中にも、何かしらの傾向があります。

どうか特別なことと思わないでください。特別(異質)なことでは決してないけれど、LGBTQの子どもたちはアイデンティティの形成に深く悩むことが多くあります。自殺率も、LGBTQではない子どもよりも4.1倍高いと算出されています。特別ではないけれど、誰に対してもそうであるように、苦しんでいる時にはサポートが必要です。

どこか遠いところのできごとではなく、すぐ隣の方の悩み・痛みと思って、LGBTQへの理解を深めていただけたらと思います。LGBTQについて考えることは、そのまま、今の日本の人権問題の根っこについて考えることになります。